ご契約はこちら

新型コロナウィルス「7波」警戒 全国旅行支援判断保留

先日にNEWSで放送されましたが、岸田文雄首相は観光需要喚起策「全国旅行支援」を7月前半にスタートさせるとしていましたが、現在の感染者数増加において、更なる感染拡大を加速させる恐れがある為、現在見極めている状態であると表明しておりました。

政府は、新型コロナの感染再拡大に「高い緊張感、警戒感を持って対応していきたい」と表明。
その上で全国旅行支援に関し、「もう少し感染状況を見守りたい。特に期限は区切っていない」と述べ、
開始のタイミングを慎重に検討する方針を示していた。

新規感染者は2月をピークに減少が続いてきた。だが、29都府県で先週に比べて陽性者が増えたことを受け、
厚生労働省の専門家組織は先月30日、「全国的に上昇傾向に転じた」との見解を発表。
東京都は「感染が再拡大している」として感染状況レベルを1段階引き上げた。

3回目のワクチン接種から時間が経過し、多くの人の免疫が衰えてきていることに加え、感染力が強いとされるオミクロン株の新系統「BA.5」への置き換わりが進んでいることが背景にあるとされる。政府関係者は「どの程度勢いがあるか注視している」と語った。

全国旅行支援は2020年末に中断された「Go Toトラベル」に代わる施策だ。
旅行代金を国の補助で割り引く内容で、社会経済活動の回復を重視する首相が「6月中の感染状況を見極め、改善が確認できれば、7月前半より実施する」と6月15日の会見で表明した。

※全国旅行支援とは

旅行代金の割引と地域クーポンを付与する全国を対象とした観光需要喚起策です。

・割引内容
旅行代金を40%割引(1人1泊あたりの上限:交通付き8,000円、その他5,000円)、
土産店や飲食店などで使用できる地域クーポンを平日3,000円分・休日1,000円分を進呈。

・実施期間
2022年7月前半から8月末までを予定。
最繁忙期(お盆前後)は、除外になる見込みで、詳細は後日発表。

・対象
全国。 参加を希望しない都道府県がある場合、その都道府県を目的地とした旅行は対象外。

割引を受けるには、本人確認書類などに加え、ワクチン接種歴3回接種済または PCR検査等の陰性結果の証明が必要です。

9月以降については、全国旅行支援を継続するか、新たなGoToトラベルを再開するか決まっておらず、
観光庁は「臨機応変に対応していく」としています。